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切削バリについて

2024.04.04

切削バリとは、加工工程において生じる不要な突起物や毛羽状の部分のことを指します。
主に金属加工やプラスチック加工などの製造プロセスにおいて発生し、品質や安全性に悪影響を与える可能性があります。切削バリは、加工時の切削工具や加工条件、素材の性質などさまざまな要因によって生じます。


切削バリによって起きるトラブル

切削バリが放置されると、さまざまなトラブルが生じる可能性があります。以下に、切削バリが引き起こす主なトラブルをいくつか挙げてみましょう。

1. 機能性の低下

切削バリが機械部品の動作面や接合部に付着すると、機械の運転に支障をきたす可能性があります。例えば、回転部品の軸受け面や摺動部にバリが付着すると、摩擦が増加し、機械の動作が滑らかでなくなる場合があります。

2. 信頼性の低下

電子部品や機械部品の接合部に切削バリが存在すると、信号の接触不良や部品の正確な組み合わせの困難さなど、信頼性に関する問題が生じる可能性があります。特に高精度な機械部品や電子部品では、微小なバリでも重大な問題を引き起こす可能性があります。

3. 安全性の低下

切削バリが製品の表面に付着すると、操作時に怪我をするリスクが高まります。また、機械部品の組み立て作業中にバリが干渉し、作業者が安全に作業を行うのが難しくなる可能性があります。

4. 品質の低下

切削バリが製品の外観に付着すると、製品の美観を損なうだけでなく、顧客満足度を低下させる可能性があります。特に高品質な製品や外観が重視される製品では、切削バリが品質に与える影響が大きくなります。

切削バリの発生を最小限に抑えるためには、適切な切削条件の設定と切削工具の選定、冷却・潤滑の確保、そして定期的なメンテナンスが重要です。
適切な切削条件を設定し、切削プロセスを安定化させることで、切削バリの発生を抑えることができます。また、切削素材や加工条件に応じて適切な切削工具を選定し、冷却液や切削液を適切に供給することで、切削バリの発生を最小限に抑えることができます。さらに、定期的なメンテナンスを行うことで、切削工具や加工装置の状態を適切に維持し、切削バリの発生を予防することができます。

それでも発生してしまう切削バリは、丁寧に除去する必要があります。


切削バリの除去方法

1. 機械的な削除

バリ取り機や専用のバリ取り装置を使用して、自動的にバリを削り取る方法です。作業効率が高く、大量生産時に効果的です。

2. 化学的な処理

特殊な溶剤や化学溶液を使用して、バリを溶かしたり除去する方法です。素材によっては化学的な処理が効果的な場合がありますが、取り扱いには注意が必要です。

3. 高圧水流による削除

高圧水流を使ってバリを除去する方法です。特に柔らかい素材や微細なバリの除去に有効ですが、作業環境や安全対策が必要です。

4. レーザー処理

レーザーを使ってバリを焼き切る方法です。精密な加工が可能であり、熱影響ゾーンが小さいため、高精度な加工に適しています。

5. 手作業による削除

バリ取り工具やヤスリ、研磨材などを使って、作業者が手作業でバリを削り取る方法です。特に小さなバリや細かい部分の処理に適しています。


まとめ

切削バリの除去は、製造工程において重要な工程の一つです。バリ取りの過程では、切削バリを効率的に除去し、製品の品質を向上させることが求められます。
トーバン工業株式会社は、トータルバフ研磨機メーカーとして、自動投入機、バリ取り研磨機、洗浄乾燥機、自動搬出機、オートストッカーまでの一連のラインをサポートさせていただきます。製造工程に合わせたご提案をいたしますので、お電話「045-542-4778」または、お問い合わせ・資料請求・サンプル研磨フォームよりご連絡ください。

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